エアクローバー
オゾンの実証データ
オゾンガスによる除菌
1.除菌方法としてのオゾンガスの特徴
ウイルス、細菌は、飛泡感染、空気感染、接触感染で広がるとされており、オゾンガスを使えば、空間全体を、安価で手軽に除菌することができます。- 強力な除菌力:塩素の約6倍の除菌力を有する。残留性はなく反応後は酸素に戻る。
- 気体なので隅々まで行き渡る:空間全体、手が届きにくい場所まで除菌できる。
- 原料は空気:オゾンの原料は空気なので薬剤のような補充が不要。過酸化水素は空気+水。
- 小型でコンパクト:オゾン発生器は比較的小型で、大きなエネルギーも必要がない。
高濃度だと人体に有害:高濃度のオゾンは、人体にも動物にも有害です。短時間で除菌をする場合は、高濃度のオゾンを無人下での使用が必要です。ただしオゾン臭に不快を感じない程度の濃度であればすでに病院をはじめオフィスや学校でオゾン除菌は使用されており、2つの使い方があります。
①無人下で、人体に害を与えるレベルの高濃度オゾンを発生させ、滅菌する
②有人下で、人体に害を与えない低濃度オゾンを常時発生させ、感染しにくい環境を作る
また、オゾン発生器の導入に際し、国内の多くの自治体が助成金を出しています。
2.高濃度オゾンガスによる新型コロナウイルス除菌効果
2020年5月オゾンガスによる新型コロナウイルス不活化を確認した、との報告が奈良県立医科大学からプレス発表されました。空気中のウイルスを細胞レベルで死滅させることができるオゾン発生器を設置すれば、インフルエンザウイルスやノロウイルス、大腸菌などにも効果があることはわかっていましたが、新型コロナウイルスにも効果があることが検証されました。
3.低濃度オゾンガスによる新型コロナウイルス除菌効果
2020年8月藤田医科大学で低濃度オゾン(0.05ppm/0.1ppm) による新型コロナウイルスが除染されることが実験によって明らかにされました。学会で提唱されている有人環境下での許容オゾン濃度0.1ppm(米国FDAは0.05ppm)を室内に常時散布する事で、新型コロナウイルス感染リスクを低減させると実験結果から考察できます。